世界で唯一の機能を持つレアカメラ FUJI AUTO-8QD TATEYOKO

石井正則さんの駄カメラ大百科を読んで、ヤフオクで衝動買してしまったオートフォーカスのコンパクトフィルムカメラ

 

FUJI AUTO-8QD TATEYOKO。

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このカメラには世界で唯一の機能がついています。

 

カメラの名前にも含まれているTATEYOKOがヒント。

 

ヒントというよりはそのまんまなのですが、デート機能(日付写し込み機能)が、縦位置の場合は、90度回転させた場所に写し込まれます!

 

つまり縦位置でもとっても、首を横に倒すことなく、そのまま日付が読めるってことですね。

 

たったそれだけなのですが、非常に画期的!なんたって世界で唯一ですから。ギネス申請とかしてなかったのかな?

 

参考)駄カメラ大百科より。

日付が縦位置でも右下にそのまま読める形で入っています。

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なぜここまで日付位置にこだわったのか、、。それにしても世界で唯一というのは素晴らしい。

 

ヤフオクで落札して、カメラが届いたあとは早速動作チェックをしました。肝心のデート機能用のボタン電池を入れると液晶には無事に日付が表示されました!

 

これは期待大!!

 

早速テスト用のFUJIFILM記録用ISO100を詰めて試写。

 

結果をワクワクしながら現像に出した結果は、、、!!

 

え、あれ!日付が1枚も入ってない、、、!

 

残念すぎる、、TATEYOKO。

 

どうやら液晶に日付が表示されただけで、実際にフィルム面に感光させるライトは点灯しなかったみたいです。

 

せっかく世界で唯一の機能目当てに購入したのに、、、。

 

あとから調べてみると、このカメラの不具合としてはよくあることみたいです。設計に無理があったのかもしれませんね。あとフラッシュも光りませんでしたがこの機種には、それもよくあることのようです。

 

デート機能ととフラッシュが動作しないことを除くと、すこぶる快適に動作しました。

 

F3.5と他の単焦点コンパクトフィルムカメラに比べるとスペックは見劣りしますが、なかなかの解像度です。

 

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デート機能さえ動けば、2019年いっぱい使い切ってあげたかった、、。

 

残念ですが、メルカリ行きになりそうです。

 

 

中古市場で人気のないCanon AF35ML(オートボーイスーパー)ストロボ内蔵なのに大口径レンズ搭載のコンパクトフィルムカメラ

キャノンの古いコンパクトフィルムカメラには、大口径のレンズが使われているので今でも人気です。

 

例えばCanonet G-3 (G-III) QL 17とかですね。最後の17という数字が示すようにF1.7の大口径レンズが付いています。

 

このCanonetが発売されていた時期には、コンパクトカメラでも大口径レンズを搭載するのが普通でした。むしろコンパクトでも良い写りを求めるために、優れた大口径レンズを使うことに競争していたとか。

 

ところが、その小型のボディにフラッシュ(ストロボ)が搭載できるようになると、この大口径レンズ至上主義から180度方向転換します。明るい(大口径)レンズより、よりコンパクトで小さな(暗い)レンズが使われるよようになります。

 

暗ければストロボ使えばいいじゃん、という考えですね。より小さいレンズが求められていきました。

 

そんな流れに反するように、ストロボ付きでも明るいレンズを搭載しているカメラがあります。

 

Canon AF35ML(オートボーイスーパー)

これはストロボ内蔵ですが、40mm F1.9という、そのコンパクトなボディには不釣り合いなレンズが搭載されています。

 

他のストロボ内蔵コンパクトカメラは大抵F2.8もしくは3.5のレンズなのと比べるとかなり明るいレンズが選ばれてますね。

 

いろいろなカメラを探してみましたが、このカメラがストロボ内蔵コンパクトカメラで最も明るいレンズを使っています。

 

唯一無二のそんざいですよ。たしかに実物をみると、大きなレンズが存在感を出しています。

 

AF35ML(オートボーイスーパー)/AF35ML(オートボーイスーパー) クオーツデート - キヤノンカメラミュージアム

 

こちらが撮影結果。使用フィルムはFuji記録用フィルムISO100です。

 

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でもせっかくのその大口径なのですが、自動露出なので、絞り開放で撮ってボケをコントロールしたりすることはできません。

 

オートフォーカスも搭載されているのですが、なにせそれが出始めの頃の機種ですから、まぁまぁピントを外します。

 

特に被写体までの距離が近いのが苦手のようですね。何回かフォーカスを合わせ直さないとピントが思ったところに来ません。

 

ちょっと宝の持ち腐れ状態になってしまっているAF35ML。中古市場でもあまり人気がありませんし、そもそも出回っているのもほとんど見かけません。

 

分解してレンズだけを取り出せば生きる道があるのかもしれませんが。それはちょっとかわいそう。

 

このまま手元においておこうと思いますが、次の出番はいつになるのかな、、。

メルカリの神対応!に感謝。説明と違うジャンクカメラを買ってしまったら全額返金してくれました。

石井正則さんの駄カメラ大百科を買ってからというもの、日付入り写真が取りたくてしょうがない病にかかってしまいました。

 

それからデート機能(日付写し込み機能)付きの駄カメラを10台くらい購入。

 

ヤフオクやメルカリ、街のカメラ店など購入場所は様々ですが、当たり外れが激しい!!

 

ハズレで最もひどかったものを紹介しますね。

 

そのカメラはPENTAX ESPIO AF ZOOM FULL MACRO。

ズームレンズで焦点距離は35-70mm。F値は4.3-8。とあまり性能はよくありません。

 

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メルカリで買いました。送料込みで3999円だったと思います。

 

カメラの説明分には、分解掃除してグリスアップ実施済とのこと、コンパクトカメラを分解ってホントかな?と思いましたが、1000件くらいの高評価がついている人だったので、そのまま購入しました。

 

商品が届いて、電池を入れてみると、オートフォーカス、シャッター、フィルム巻き上げ、デート機能とすべて問題なく動作したので、これは期待通りのカメラ!とフィルムを入れて早速試写。

 

ところが、現像を結果をみると、、、、、なんだこれ!!というひどいもの。

 

通勤途中の渋谷駅を撮ったものがこちら。

霧がかかっているわけではありませんよ。普通に晴れた日の朝です。

 

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室内の写真もひどい。我が家のインコ。

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家の前のさざんか。これはちょっとマシ。

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他の写真も全部ソフトフィルターをつけたかのような写り。こういう効果を狙ったのならいいんですが、普通に撮ってこれでは、記録用には向きません、、。

 

メルカリ上で、出品者に対して返金か代替品を送ってくれないか(他にも似たようなカメラをたくさん出品)というクレームをつけたものの、なんとなんの返事もないまま出品者からブロックされました。

 

ひどい出品者もいるもんです。

 

仕方がないので、メルカリの事務局に詳細をクレーム。なんとか仲裁してくれないかと。そしたらメルカリ側が全額負担!3,999円がまるごと戻ってきました。

 

ありがとうメルカリ!

 

相手の方も1000件くらいは高評価でしたし、メルカリにとっても貴重な出品者だったからかもしれません。

 

メルカリ、ヤフオクでカメラを買う場合は要注意ですね。ヤフオクはプロのカメラ店も出品していて保証期間もあるカメラもありますが、メルカリは原則個人ですので、保証期間を設けている出品者はほとんどいません。

 

みなさんもフィルムからをネットで購入される場合はご注意ください!

 

HORIZON S3 PROをゲット

HORIZON S3 PROというレアなカメラをゲットシてしまいました。

 

これHORIZONという名前の通り、パノラマカメラなんです。

 

しかもレンズが横にスイングしてパノラマ撮影ができるというトンデモ仕様。

 

普通の写真の上下を切って、なんちゃってパノラマしてるわけじゃありません。フィルムを通常の1.5枚分使うガチのパノラマ写真です。

 

実物を見てもらったほうが早いので早速作例ですが、こんな感じ。

 

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シャネル銀座店の前で撮った1枚。かなりワイドに写ります。

 

HORIZON S3 PRO 実はピントあわせが出来ません。というか固定なんですね。

 

絞りは調整できるので、被写界深度だけで、ピントの合う範囲を調整する感じですw

 

マニュアルの説明はこれ。

 

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キリル文字読めない、、。Google先生に翻訳してもらいました。

 

まぁ翻訳してもらうまでもないですが、

 

絞り    ピントの合う範囲

2.8                 5.5m-∞

4                    3.9m-∞

5.6                 2.9m-∞

8                    2.0m-∞

11                  1.5m-∞

16                  1.0m-∞

 

こういう仕様です。

 

街のスナップ撮影を考えると1.5mくらいからはピントがあって欲しいところなので、必然的に絞りは11もしくは16になります。シャッタースピードは手持ち撮影なので1/60くらいは欲しいので、光の状況にあわせて。F11かF16を選ぶという感じですね。

 

それ以上は調整できないので、なかなか使い勝手が悪い、、、。

 

でもその使いにくさを上回る面白い写真が取れそうです。

 

ちなみに、レンズがスイングするので、普通に構えていると指がかかってなくても、撮影結果をみると指が写り込んでしまう場合があります。

 

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こんな感じ。結構な頻度で指が入ってました。

 

コレを避けるためにも、付属のグリップを使って撮影したほうがいいです。

 

Lomoのサイトにも細かい情報が載ってました。

https://www.lomography.com/magazine/237231-lomopedia-horizon-s3-pro

 

今度はレッドスケールフィルムを使って、銀座の街を撮ってみようかな、なんて思います。

 

できれば、ニューヨークとか、香港とかの町並みをこれで撮ってみたいw

 

 

 

北斎とジャポニズム展 プレミアム鑑賞ナイト ミニトーク

上野の西洋美術館で開催中の北斎ジャポニズム展。

プレミアム鑑賞ナイトに参加してきました。

 

200人限定の鑑賞、和樂の編集長、高木史朗さんと、美術ライターの橋本麻里さんのミニトーク、ミニ画集付きとお得感満載なのに3800円。 他の展覧会もこういう企画是非やってほしい、、。

 

高木さんと橋本さんのミニトークの内容が非常に良かったので、メモった内容を書き起こしてみました。

 

 展覧会の展示では、北斎印象派の画家に与えた影響がメインの内容だったが、北斎自身はヨーロッパからどんな影響を受けたのか?

 享保の改革の中で徳川吉宗は、宗教書以外の洋書の輸入解禁を行った。(享保5年 1720年)

 解禁された書物の中にヨーロッパの芸術も含まれていて、ヨーロッパで発展した技法「遠近法」に多くの日本人画家が初めて触れることになった。

 技術としてはよくわかってないけれど、見よう見まねで日本人画家は遠近法を取り入れ、北斎も例外ではなかった。

 

あと、よく理解して聞けなかったのですが、、。

 

北斎の「おしをくりはとうつうせんのづ」ではまだ波の表現も弱く、遠近の強弱も弱い、あの作品から「神奈川沖浪裏」に至るまでに、西洋の遠近法から影響を受けた歌舞伎の舞台演出からさらに影響を受けたのではないか? 

 

という点もコメントされてました。 他にも、橋本さんは和樂の中で「北斎の青」という記事を連載されていたようですが、その中でも北斎の青について海外からの影響について考察されていたとのこと。

 

 北斎が使った青は、プルシアンブルーと呼ばれる顔料。これは牛の血を原料に合成された人口顔料で日本古来のものではない。

 

 プルシアンブルーの前には、アズライトと呼ばれる鉱物由来の顔料が使われていた。  1700年くらいから長崎に輸入され始めたという記録がある。

 

 初めて使った日本人はずっと平賀源内だと思われていたが、伊藤若冲の絵を詳しく調べて見ると、ルリハタを描く際に使っていたことがわかった。

 

 この頃はまだ高価でふんだんに使うことができなかった。

 1830年位か中国で量産開始になり、安価で手に入れやすくなった。

 この頃北斎もプルシアンブルーを使うようになった。

 

 大量に使えることになったことによって、浮世絵にも使われるようになり、それまで美人画と役者絵が中心だった浮世絵から風景画が出てくることになった。

 

 その風景画の巨匠が、葛飾北斎安藤広重。 海外の新しい顔料によって影響を受けた浮世絵が風景画へと発展し、さらにそれがヨーロッパの印象派へ影響を与えるという、互いに影響しあっていく様子を見るのも、絵の楽しみ方の一つ。

 

これが、ミニトークの内容でした。

 

かなり濃い内容でついていくのが大変でしたが、プルシアンブルーの話などとてもおもしろい!

 

日経サイエンス2017年10月号に、若冲が使ったプルシアンブルーを再現する!という記事があるそうです。 こちらも買って読んでみようと思います!

 

肝心の展覧会の内容ですが、北斎から影響を受けた絵と、北斎の原画が対に並べらていたりして、ともて面白かったです。

 

中には、これ構図丸パクリでしょ!という絵もあったりして、、。 こんなに北斎が大きな影響を与えていたなんて知らなかった。

 

特に面白かったのは、北斎富嶽36景に影響を受けたアンリ・リヴィエールのエッフェル塔36景。

 

富嶽36景と同じように、エッフェル塔が入った風景画だけでなく、町の人々の営みとエッフェル塔を描いていたりとても魅力的な作品でした。 富嶽36景とエッフェル塔36景の2つが同時に収録された画集とかあればぜひ買いたい!

 

北斎は1760年に生まれ1849年に亡くなっています。アンリは北斎没後の1864年に生まれ、このエッフェル塔36景を発表したのは1888年から1902年にかけてです。

 

写真技術もだいぶ発達していた時期で、風景をありのままに写し取ることができる写真と、どのように差別化するかを多くの画家達は試行錯誤していたのではないでしょうか。

 

歌舞伎からヒントを得たアンリの木版画も、そういう試行錯誤から生まれたものかもしれません。アンリのエッフェル塔はパリの町並みを描いているのにどこか日本的です。

 

自分も東京タワー36景を(スカイツリー36景?)をモノクロ写真で挑戦してみようかなと思いました。

 

Lomography LadyGrey400を自家現像

こんにちわ。

 

『枯れた花の写真を撮る』が最近の撮影テーマでして、道端をあるきながら、枯れたり、朽ちかけている花を探している不審者です。

 

表現したいのは、『花は枯れても美しい。』ということ。

 

なんかカッコつけていますが、なかなかこれが難しい。テーマがカッコつけ過ぎなのかもしれませんん、、。

 

ちなみに枯れる、という単語は英語にはなさそう。枯れたを辞書で探しても、Dead が出来きます。いやー死ぬってのはちょっとしっくりこない。日本語の微妙な表現に気付いてしまいました。

 

ということでLomo LC-AにおなじLomoのフィルム、LadyGrey400をつめて近所の枯れかけの花を撮ってきました。

 

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いやー全然うまく撮れてない。というかLomoで近距離+解放だとピント厳しすぎ。

 

スタジオでがっつり撮るのもいいんですが、生々しく枯れてる感をだそうと思って、屋外撮影したんですが、Lomoだと厳しいですね。

 

Nikon F3で再挑戦しようと思います。

 

フィルムの現像レシピはこちら

現像液
 Kodak D-76 希釈1:1 (200+200) 20℃
 10分15秒 20/60/4
停止液
 水 30秒 3/15/3
定着
 ADOX AdFix 3分 30/30/3
洗浄
 5回,10回,20回

セフティ・マッチ氏の名言

セフティ・マッチ氏とはどうやら糸井重里さん本人らしいんだけど、やたらいい言葉なのでメモ。

 

あなたの一日は、
思っている以上に長い。
あなたの一年は、
想像よりもたっぷりしている。

この一日、この一年を、
かわいがってやりなさい。

(セフティ・マッチ氏の銀の言葉)



同じ日がふたつもみっつもあるわけがない。…

同じ日がふたつもみっつも
あるわけがない。

昨日も今日も同じだと
思っているのなら、
あんたの目は、世界をまちがって
見ているってことだ。

(セフティ・マッチ氏の金の言葉より)