クワイ河収容所

クワイ河収容所 アーネスト・ゴードン

クワイ河収容所、第2次世界大戦中の捕虜収容所で、著者アーネストゴードンが実際に体験した事を元に書かれた本です。

この本を知ったきっかけは、たまたまGyaoで無料で放送していた映画をみたこと。その映画の原作がこの本です。

映画のタイトルは、クワイ河収容所の奇蹟 To END ALL WARS
http://www.wlpm.or.jp/life_st/title/end_wars/index.htm

本はアーネストゴードンがどのように従軍し、捕虜収容所でどのような生活をしたのかを振り返る内容です。

捕虜収容所といった極限状態で、誰もが自分1人生き残る事を考える状況になり、わずかに配給される食料さえ奪いあう状況は人間の尊厳を奪われ動物以下のような生活だったと著者は振り返っています。

その生活の中で、囚人達の生活を変えたのは一冊の聖書です。

聖書の教えを取り入れ囚人達の生活は変わって行きます。映画のストーリーのような話ですが、本当に起きた話です。聖書が捕虜に与えた影響を読むことでも、色々なことを考えされますが、それに加えて日本軍が捕虜に対して行った残虐行為も正確に描写されています。


第2次世界大戦中に、日本人が対戦国の捕虜をどのように扱ったのかについては、あまり詳しく知らなかったのですが、この本で書かれていることを知り、戦争という状況が日本人をここまで変えてしまった事には衝撃を受けます。

集団的自衛権の行使容認などが、政府によって進められていますが、日本人が戦争中何をしたのか?もっと振り返ることが必要なのではないかと感じた1冊です。