天の方舟 服部 真澄

天の方舟 服部 真澄 

いかに日本のODAが汚職まみれなのかを描いたフィクション。あくまでフィクションではあるんですが、主人公の黒谷 七波が一緒に働く相手はとにかく金まみれ。

ゼネコン、JAICA職員、政治家。登場する全員がズブズブに金にまみれて、賄賂、接待、汚職を繰り返す。




日本では割と最近まで、外国の公務員に対する賄賂が刑事罰の対象ではなかったため、ハラマキと称して多額の現金を外国に持ち込み、賄賂を送り放題にしたり。JEICAの役員を抱き込むため、わわざアムステルダム経由で、アフリカに視察にいったり。あ、全部フィクションですよ。

ここに描かれているほどではないとしても、(実際そうであると信じたい)やはり部分的には金にまみれてズブズブのODAプロジェクトとかもあったんじゃないかと思う。

最後のエンディングは疑問が残るものの、ODA開発には裏側があるんだろうと思わせる内容。

ちなみにAmazonのレビューをみると本作は酷評されているんですが、低い評価をつけているのが建設コンサルタント業界っぽい人であったりと、その評価も信頼できるのか疑問なので、かえって本作で書かれている事が真実っぽく見えてしまいます、、。