ぼくの道具 石川直樹

北極、南極、ヒマラヤなど極地の冒険と撮影を行う写真家、石川直樹さんの道具にまつわるエッセイ本。

 

ぼくの道具 ぼくの道具
石川直樹

平凡社 2016-01-22
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極地での生活と撮影を乗り切るために必要な機材について、なぜそれを選ぶのか?石川さんの視点で書かれています。K2にアタックした体験記も書かれていて、道具のこと以外にも楽しめる本です。

 

そして、そんな過酷な環境での撮影に必ず持っていくもの中に意外な機材が、、

 

なんと『写ルンです

 

どんな極地でも絶対に壊れないのが理由だそうです。構造が極めてシンプルだからでしょうね。

 

普段の撮影には中判フィルムカメラのプラウベルマキナをメイン機材に使っているのですが、初めて出した写真集「POLE TO POLE」の表紙に使われたのは、その『写ルンです』で撮影された一枚。

 

POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風―石川直樹写真集 POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風―石川直樹写真集
石川 直樹

中央公論新社 2003-10
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個人的には、後半の方で書かれている、極地での用の足し方、がツボでした。

 

私が石川さんの方法で用を足すような状況は今後も起こらないでしょうが、極地のトイレ問題という避けては通れない問題の解決法が知れて面白い。

 

標高8000m級でおしっこ、、想像できますか?登山が趣味の人以外でもオススメできる本ですね。

 

石川さんは、フィルムカメラ以外にもデジタルカメラであるOLYMPUSのOM-D EM-5もサブ機材として使っていて、防塵防滴仕様のおかげで8000m級の山々の登山で、首から下げた裸の状態でも壊れなかったそう。

 

唯一のトラブルは、頂上付近で電源スイッチについた水が氷になってしまったことが原因で電源をいれることができなかったとのことですが、下山したら問題なく動いたんですね。タフすぎるOM-D EM-5。

 

こんな極限の場所にもEM-5を持っていってくれた石川さんのことをもっとOLYMPUSはプッシュして、この体験をもっと全面にだせばEM-5とかEM-1を選ぶ人がもっと増えるはず??